幸せな余韻
今週もありがとうございました。 毎週、週末が終わると ほわっと幸せな余韻があります。 営業中は慌ただしくて実感する余裕がない 感謝の気持ちが溢れでて止まらなくなるんです。 でもまた火曜日が来たら、 仕込みやりたくないよ〜しんどいよ〜 と言う身体に鞭打って 泣く泣くバタバタと作業を始める日常です。笑 夜中からの作業は、働く時間は同じでも 日中の作業よりも体にかかる負担が大きい気がします。 それでもやっぱり深夜に生地と向かい会う 全身研ぎ澄まされるような あのなんとも言えない神秘的な時間が 私は楽しくて仕方ないのですが。 夢中になると止まらないタイプなので、 火曜日の朝の体重と日曜日の夜の体重では、 4kgも差があったりします。笑 パンは前日からの作業が必要になるので、 営業の前日の火曜日の仕込みから 最終日の日曜日までは パン生地の発酵に合わせて1日中振り回されたりして 気付いたら1週間経っていたり、 気温や湿度によって自由に発酵する生地たちを ベストなタイミングで!...と 生活無視して優先して手をかけてしまう。 添加物なし、天然酵母、1人、となると こうなるのは覚悟していましたし、 むしろ幸せ。そんな感じでした。 でもそんな手一杯な日々は 遥々ご来店下さるお客様に対して失礼だった。 一つ一つ感謝の気持ちを込めて 対応出来ていないことに対する罪悪感が こんなにも生まれてしまうことに 気が付いていませんでした。 売り子さんを雇うべきではと多々 言われることもありますが、 やっぱり今はまだ全部自分の目で見届けたい そんな気持ちがあります。 それに、人件費がない分 オーガニック食材や有機食材などの食材を使っても 比較的パンの値段を下げることができます。 それはすごく嬉しいことです。 迷うことばかりだけど、 譲れないことは手を抜かずに、 ずっと続けて行けるように手を抜きつつ、 一つ一つ叶えて行けたらなあ。 いつも幸せをありがとうございます。